こんにちは、まちの家赤坂宿 理事長の杉浦美和です。
しがない看護師です。
私が、赤坂のまちに来たのは2008年の春でした。
自分自身の居場所を探してここにたどり着きました。
病院の看護師を長年続ける中で、やりがいはあるものの常にどこかで「ここは私の居場所ではない」という思いがありました。そんな思いで患者さんと接するのは自分にとっても相手にとっても良くないなとも思っていました。何か看護師という専門性を活かしながら、健康づくりを基盤としてまちの人の居場所をつくることはできないか。どんな人にもほんのちょっとでいいから役割がある。そんな場になら私も居られると思ったのです。
まちの人がふらっと立ち寄れる「まちの家」という居場所があったらいいな。そう思いながら中山道赤坂宿の街道を歩いた時に「ここだ」と思い、居付いてしまったというわけです。
「まちの家赤坂宿」はまだまだ完成形ではありません。今もこれからもまちの人たちに支えられながら誰かにとって必要な居場所になることを目指し、日々精進しつづけているところです。